人間というか私がわがままなのか、この前まで暑くて、「早く涼しくならないかな。」と思い、このごろのように寒くなると、夏の暑さが懐かしくなります。
この四季のうつろいがあるから、いろいろな光景を見ることが出来るので、贅沢なのかもしれません。
寒くなる季節に良く晴れて、ぽかぽかと日射しが暖かい穏やかな天気のことを「日和(ひより)」と言います。
ですから、「良い日和だ。」というのは、使い方が違うのでしょう。
ただ、「日和」には、「天気」や「空模様」という意味もありますので、「良い日和だ。」という使い方でも良いのかなと思ってしまいますが、「行楽日和」みたいな使い方のほうが無難なのでしょう。
「日和」には、「ことのなりゆき」や「形勢」という意味もあって、調べていくと何がなんやらと頭が混乱してきます。
この季節に、良く晴れて、穏やかな天気になることを、「小春日和」と言います。この「小春」というのは、「小さな春」のことではなく、陰暦の10月のことであり、新暦、つまり現代の11月となります。
ですので、1月や2月に春が近いといって、「小春日和」と表すのは間違いということになり、11月のこの季節に、良く晴れて、穏やかな天気になると「小春日和」と使うのです。
なかなか、小春日和ばかりとはなりませんが、ぽかぽかと日射しが穏やかになると散歩に出かけたり、少し遠出をしてみようという気持ちにもなって来るのではないでしょうか。
「穏やか」というのは、自分の気持ちやエゴを押し付けるのではなく、相手の状況や心境を受け止めて対処する「思い遣り」と通ずるものがあるのではないかと思います。
天気がどうであれ、心は「小春日和」で仕事をしましょうか。



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