Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva)

昇任試験と異動

制度

警察職員にとって、異動と昇任試験は切っても切り離せない関係となります。

 異動と言っても、警察組織から離れる(他行政機関に対する出向などもありますが。)訳ではありませんし、願いが叶った部署に行くのでなければ、一喜一憂するほどのことでも無いと思います。

 昇任試験だけに限らず、適任者試験に受かって、すぐに専務に入る人も居れば、看守勤務になる人も居ると思います。

 それについて、得したとか損したという人事異動はありませんので、「良かった。」と思うようにして下さい。昇任して看守勤務をするのか、専務に入る前に看守勤務をするのかという違いだけです。

 看守勤務をしなければ分からなことはたくさんあります。例えば、起訴後の勾留については、何を法的根拠として、また、どのくらいの期間、勾留されるのかとか、勾留中求令状とは何というもので、どのような取扱いをするのかなど、たくさんの知識が身に付きますし、もっとも大事な点は、被疑者の特性を理解することが出来るのです。

 私自身が、何度か記載していますように、警部になってからは、刑事部で勤務したあとは、総務部、警務部で勤務し、警視になってからは、警察庁、地域部、警務部、市警察部と勤務し、刑事部出身でありながら、刑事部の所属長を一度もすることなく、交通部、生活安全部、監察官室で所属長をしてきました。

 異動に関して、いろいろと愚痴を言いたくなることもあると思いますが、私が漏らした愚痴を聞いていた者から、「ケツの穴がこまい。」と笑われたことがあります。

 昇任試験に受かった方は、ある意味、異動は嬉しく思われるのかもしれませんが、不安もそれ以上にあるのかもしれません。運悪く試験に合格されなかった方は、今年の必ず昇任するように勉強してください。

 昇任試験に受かるということは、「給料があがる。」「自分のやりたいことが出来る。」ということにつながるのですが、その点、責任も重たくなります。

 私自身、巡査部長の昇任試験の面接に3回行っていますし、警視試験などはもっと落とされています。何度落ちたからと言って、あまり悩む必要はなく、落とされないようにしっかりと学科を書いたら良いのです。

 各階級に昇任される方は、いろいろな不安や悩みがあるでしょうが、なった以上、それに見合う実力は自ずとついてきますので、なる前から考える必要も無いのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました