Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva)

基準や常識

思い
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 「良い男性」とか「良い女性」というものは、それを評価あるいは受け止める主観で変わるものですから、万人が同一というと違うのかも知れません。

 外見だけであるのなら、グラビアやSNSなどで有名となるのでしょうが、「所作」となるとどうでしょうか。

 阿波踊りの女性たちを見ていると手の指の先まで、思わず見とれるほどに綺麗なものですが、今から記載することは、コロナ禍に遭う前に本部に通っていたときの電車での光景です。

 同じ帽子を被って、同じハーフコートを着て、同じランドセルを背負った小学校低学年と思われる女の子5人と、その女の子たちに挟まれた、一回り小さな男の子が並んで座っている光景をよくみました。

 女の子たちは、あやとりに興じている二組とじっと前を見ている女の子と前に立っている私を時折、上目遣いに見てはもじもじしながら両手の指を動かしている男の子でした。

 その光景は、子犬が寄せ合って暖を取っているような感じで、詰めて仲良く座っていましたが、その隣りに座っている女性は中途半端に席を空け、その窮屈なスペースに女性が腰かけたにも関わらず、席を詰めようとはしませんでした。

 コロナ禍を経験した今ならまだしも、子供たちの行いと比べながらも、少しイライラしながらながめていました。

 私の横にも女性が立っていて、マスクをして、コートを着ていたために通勤途中のOLくらいにしか思っていなかったのですが、彼女が持っている本に目を落とすと、それは漢字のテキストで中学生くらいのものでした。

 良く見ると、その女子中学生らしい女性は、前に座っているぎこちないあやとりをしている女の子たちが少し騒がしそうになると、目で何かの合図をしたり、手で制したりしていることに気づきました。

 彼女は、座っている女の子たちより、先に降りて行ったのですが、女の子たちや男の子があやとりやもじもじすることを辞めて、降りていく彼女に小さく手を振っていました。

 彼女も小さく手を振りながら人混みに消えていきました。

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