警察官時代はいつも「生意気」とか「横着」と言われ続けてきました。
もうそんなことを言われなくなって、3年近くが経ってしまいました。
勤続30年のころは、何をしていたのか、全く覚えていません。最中とか風呂敷みたいなものをもらったような気がします。
勤続20年のときには、所属の次席に頂いた賞誉を見せると「まだまだひよこやな。」と笑って言われました。
新任のころ、仕事が手一杯で、先輩に頼もうなら、鬼の首を取ったかのように叱る上司が居て、何十年と経ち、その方もOBとなってから、私が幹事となって同じ職場であった者で飲み会をしました。
その宴席の最中、その元上司は、「お前もこんなことが出来るようになったんか。」と嫌味を言われ、たぶん枕詞として、「あの横着な」がついていたんだろうなと思います。
月日を経た今では、嫌な気持ちというよりも、「かわいそうな人だな。」としか思えません。
なぜ、私を横着者に仕立てたかったのか、交番で、先輩は何もしていないのに、なぜ私にだけ仕事を回してきたのか、なぜ蔑まれなければならなかったのか、聞こうとも思いませんし、聞いてどうなるものでもありませんが、記憶にだけ、それもずっと残っています。
他人の一面だけを見て、あるいは人の噂だけで、「あの人はこういう人なんだ。」というレッテルを貼っているのかもしれませんし、その噂を信用している人が言えば、もっと「絶対間違い無い。」と確信を持つのだと思います。
嫌なことに対して、「自分がやられたからやり返そう。」という人と「自分はやられたけどやめておこう。」という人に分かれると思いますが、そのような経験によって、私は、噂や一面だけで人を判断することだけやしないと思って過ごしてきました。
私に仕えてくれた人たちも、私のことを「苦労するぞ。」「大変だぞ。」と聞かされていたみたいですが、退職したり、異動するときに、「全く違いました。」とおっしゃってくださいました。
根も葉もないことや一緒に仕事もしたことないのに、そのようなことを簡単に口にする人もいますが、「あいつはやんちゃやけど良いやつやで。」とか「あいつは直情型でうるさいけど腹は無い。」と言ってくれる人たもたくさいて、大変ありがたかったと思います。
そんなこんなで、それでも「ま、そこそこ楽しかったかな。」といって、職場を去ったきた次第です。



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