転出者の挨拶を拝聴していると「どんな仕事をしているか。」では無くて、「誰と仕事をしているか。」ということなんだという思いを話されている方がいらっしゃいました。
人生を紐解くとそれは、まさしく「出会い」なのだろうと思います。父親や母親が出会って、子供として生まれてくる。保育園や幼稚園に行って、友達や先生と出会う。
学校に行ってからも友達や先生と出会って、良き指導者にも出会い、一生の仕事や趣味として人生の糧になることもあるでしょう。
警察職員となって、警察学校で教官と出会って、職場実習や新任配置で先輩や上司に出会う。専務の道を目指す人もいれば、地域警察官として全うしたい人もいる。警察職員であっても、警察官と肩を並べて鑑識業務に従事したいという思いの人とも出会いました。
いろいろな場面で「良き指導者」や「良き同僚」「良き上司」に出会うと、それこそ「何をする。」「どんな仕事をする。」ではなくて、「誰と一緒にいる。」「誰と仕事をしている。」という気持ちになって、このような仲間であれば、ずっと一緒に仕事がしたい、離れることがあっても、また一緒に仕事をしたいと思えるのでしょう。
5年、10年経ってから再会したときに「あのときは楽しかったな。」「しんどくて辛い仕事だったけど良かったよな。」と思える職場というのはまさしく人生の出会いに端を発していると思います。
そこにはハラスメントなどは存在することは無く、自分以外の者を気にかけ、見かけ、声をかけてあげられる職場であることが本当に大切なことではないかと思います。
働き方改革とはいうものの、休んで一人でいるよりも、そういう仲間たちに囲まれて仕事をしているほうが楽しいというのも一理あるのかもしれません。
この仕事を選んでよかった。ここで勤務して楽しかった。同じ仲間として声を掛けて欲しい。ということを体現している人たちが仲間であり、同僚であり、上司であり、部下であるという職場にして欲しいと切に願います。



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