Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva)

人が育つ

指導

 自分自身が偉い人間でもなく、人を導くほど卓抜した経験も知識も無いと思っていますが、自分の知っていることや自分が経験したことを話したり、教えるなりして、少しでもその人の人生や仕事にプラスになってくれたら良いなと思っています。

 本部で勤務していたときに「部下に下手を売らされた。」と公言する幹部が居て、その幹部の上司でさえ「あいつも大変なんや。」と擁護していましたが、どちらの幹部の言動にも賛同できず、その言葉を聞いていて非常に不快な気持ちになりました。

 上司には、評価は低いかもしれませんが、部下はそう思っていないことも多々ありますし、仕事が出来ることを優秀というのであれば部下の犠牲で成り立っていることも多々あります。

 幹部の仕事には「部下を育てる。」という仕事もありますし、確かに幹部は色々と出来るかもしれませんし、やって来たのかも知れません。

 しかし、自分がしてきたように部下が出来るとは限りませんし、日常的に自分が出来るからといって、部下も出来るだろうという態度で接していたとしたなら、そこに信頼関係が構築出来るのだろうかと疑問に思えるのです。

 私自身が部下に辞職願いを書かせて、部下が職場を去って行ったことがありましたが、部下が不祥事を起こしてしまったことに関して「下手を売らされた。」と公言することもありませんでしたし、思ったことすらありません。

 部下の不祥事に関連して、私自身の悪評をまことしやかに話す口さがない者もいましたが、そういう者を相手にするより、部下のこれからの生き方や生活を考えるほうが私にとっては重要であり、大切なことだったのです。

 ましてや、部下が適正に職務を執行したことに対して、クレームや苦情が入ったとしても、幹部は毅然とした態度で接して欲しいと思います。

 昇任試験などで、「後ろ姿を美しく」とか「風通しの良い職場」と記載したとしても、実際に上司が後ろ姿で部下を指導しているのかということを幹部は自分自身に問うて欲しいと思います。

 自分の子供が悪さをしても、失敗しても「子供に下手を売らされた。」という親はいないと思います。そんな絆を上司と部下でも構築して欲しいと思います。

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