Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva)

部下を孤独にさせない

組織

 現職中に公用文書を廃棄したことによって、組織から送致されて処分を受けた後、警察官を辞職したということがありました。

 確かに、公用文書を廃棄したことは、犯罪であり、警察に助けを求めにきた府民にとっては、言語道断のことでもあり、本人もやってはいけないことは十二分に分かっていたと思います。

 しかしながら、なぜそのようなことを起こしてしまったのだろう。組織が気づかなかったとしたならそれに対して忸怩たる思いはないのだろうか、そう思わずにはいられませんでした。

 ミスをした人間は「何とか挽回しよう。」「自分で何とかしよう。」と考えると思いますが、警察と言う組織の中では、この考え方が致命的な結果や不適正な事案を引き起こすことになりかねないのです。

 「自分で何とかしよう。」と思ってしまうとその現象面さえ何とかすれば、対面さえ装えばと考えてしまいがちで、結果として不適正事案となってしまうことがあるのです。

 部下が未経験である、あるいは部下として荷が重い、もっと言うなら「仕事が出来ないな。」と上司が思っているのであれば、仕事を下命するだけではなく、その進捗状況を把握して、フォローアップするのが、上司の仕事だと考えます。

 最悪なのは、組織として、あるいは上司が知っているにもかかわらず、「部下任せ」にしてしまうことです。

 相談しているにもかかわらず、適切なアドバイスや指示をしないことにより、部下はやっぱり、「自分で何とかしよう。」と思ってしまいます。

 「上司に相談したのに。」「幹部に依頼したのに。」そう思った部下は「自分で何とかしよう。」と考えて不適正事案を起こしてしまうことになります。

 部下を孤独にしないでください。部下任せにしないでください。部下が至らない、仕事が出来ないと思うのであれば、気にかけて、声をかけてください。

 そういう組織であって欲しいと思います。

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