Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva)

落ち葉拾い

雑感

 全国高校駅伝や全国対抗女子駅伝の開催地である競技場を散歩していると、落ち葉を集めている人たちに出会います。ときには側溝の蓋を持ち上げて、堆積している落ち葉を一所懸命に集めています。

 落ち葉も散ったときには、色とりどりの絨毯となって、その道の装いも綺麗なのですが、ポプラなどは紅葉する樹ではありませんので、茶色になって道に散っていますから、あまり綺麗と言えるものではないかもしれません。

 紅葉するものは、ほとんどが落葉樹ですから、杉とか檜とかの針葉樹は紅葉するはずもありません。落葉樹の多くは伐採され、その後に針葉樹を植えたからと言って、山が豊かになるわけではないのです。

 木の実を獣たちが食べ、排せつすることによって、違う土地で芽を出し、落ち葉が地面の養分となっり、その養分は雨が降ることによって、川に流れ、海へと養分を運び、プランクトンが増え、海の生物の餌となるのです。

 山と海は一見、何のつながりも無いようですが、山が豊かであってこそ、海も豊かになるものであり、山が豊かで無いと獣たちも餌を求めて里に下りてくるようになります。自然はめぐりめぐっているのだと思います。

 自然だけではなく、人に優しくすることによって、それはいつか自分に優しくされることにつながるでしょうし、いつも人に厳しく接しているようでは、自分にもその厳しさが降りかかってくるのではないでしょうか。

 因果応報という言葉あれば、情けは人のためならずという言葉もあります。それは過去にそういうことがあったから、言葉が派生していったのでしょう。

 厳しさを否定しているものではありません。厳しい冬があるからこそ、春の息吹や穏やかさを感じるものであり、夏の暑さがあるからこそ、涼しい木陰を求め、秋の夜長があるからこそ、風に触れて、夜の過ごそうとするのだと思います。

 しとしとと降るからこそ菜種が育つのであり、梅雨があるからこそ稲が育ちます。春夏秋冬という四季折々に触れ合うことが心を豊かにしているのだと思うのです。

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