今の時期は、初任科生も配置になって「ご苦労様です。」という大きな声が聞こえる署内になっているとおもいますが、おそらく先輩方も警察学校に入校してから、今までには使ったことがない言葉を挨拶として使うようになったのではないでしょうか。
警察学校で代々指導しているのでしょうが、「ご苦労様です。」というのは目上の人に対しての挨拶としては、やや不適切なのかもしれません。交通関係や防犯関係のボランティアの皆さんにあってもほとんどは人生の先輩の方々ですから、その方々に「ご苦労様です。」という慰労の挨拶はちょっといただけないかもしれません。
近年は、これに変わる言葉として「お疲れ様です。」という挨拶を目上の方にするようになりましたし、マナー講座でもそのように教えているところがあるみたいですが、この言葉についても目上の人に対してする挨拶としては、あまり適当でないのかもしれません。
朝一番から「お疲れ様です。」というのも、非番の方にたいするものであればまだしも、出勤してきたときに「お疲れ様」はないだろうと思わずにはいられません。
それではどのように挨拶するのかというと、やはり「おはようございます。」「こんにちわ。」「こんばんわ。」だと思いますが、それはそれで堅ぐるしく感じるのかもしれません。
いずれにせよ、朝であれば「おはようございます。」で良いでしょうし、夕方に帰るのであれば「お疲れ様でした。」ではなく「お先に失礼します。」で良いと思います。
何も言葉じゃなくても、小揖(しょうゆう。一揖とも言います。)でも良いのかなと思います。小揖というのは、軽く会釈をすることで、神社の鳥居をくぐる際や参道を横切る際に軽く頭を下げることを言います。
何と言っても礼法や挨拶の言葉よりも相手を気遣う心が大切だと思います。「ご苦労様です。」であろうが「お疲れ様です。」であろうが、私自身はあまり気にはしておらず、元気挨拶をしていただいたら良いなくらいには思っています。
しかしながら、部外者に使う言葉として、やや気になったこともあり、挨拶の言葉で悩んだなら小揖していただいたら良いのではないかと思います。



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