ひとりの時間を持てることは素晴らしいことだと思いますし、そのような人は他人に過度に依存せず、自足できる人と言えるのではないでしょうか。
ただ、人が寂しがり屋であり、家族や恋人、あるいは友人とのつながりを求めます。
また、他人とかかわればかかわるほど「どうして自分のことを分かってくれないのか。」「だれも私のことなんか分かってくれない。」と感じるようになって、その気持ちが強くなると一段と寂しくなるような気がします。
現職時代にはいつもお願いしていたことなのですが、それは「署員をひとりにしないで欲しい。」ということで、署員を「ひとりぼっち」にはさせないで欲しいということです。
笑っていたり、楽しそうにしている人でも、家族の悩みや仕事の不安があって、それを補うために笑ったり、楽しく装っている人もいるのです。
身近に話しを聞いてくれる人や気遣ってくれる人がいれば、そのようなことも話すことが出来るでしょうが、なかなか話しだすのは難しいと思います。
雨の中を交番から引き揚げてきた警察官が雨衣を拭いて、丁寧に畳んでいる姿を見ると「ひとりでも頑張っているな。」と思わずにはいられませんし、いつも良い光景を見せてもらっていたなと今更ながらに思います。
そのような行為は自分のことですから、ひとりでするのが当たり前ですし、雨衣も支給品ですから大切にするのも当たり前かもしれませんが、「頑張ったな。気を付けて帰れよ。」と声を掛けてしまいます。
人は褒められると嬉しく感じるものですし、警察職員は上意下達の世界にいるからかもしれませんし、素直な人たいちがたくさんいますから、声を掛けられた警察職員は、必ず「ありがとうございます。」と答えて着替えに向かっていかれます。
「見かけて」「気遣って」「声をかけて」あげて欲しいと思います。それぞれの仲間たちをそれぞれの仲間たちが「ひとりぼっち」にさせないようにして欲しいと思います。



コメント