Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva)

目標

交通

 国会議員が速度違反をして、出頭しないことに対して、実業家の秘書は「警察の取締りに国民はみんな怒っている。」とSNS発信していましたが、あきれるしかありませんでした。

 過去にも、酒気帯び運転の検挙数値を水増していた警察官の記事が新聞に載っており、そのコメントで「警察は、管理目標を努力目標という数字に置き換えて誤魔化している。」と記載されていました。

 管理目標であろうと努力目標であろうと達成すべき仕事はしなければなりませんし、目標を設定することと数値を誤魔化すという行為は全く別のものです。

 時折、マスメディアは、このような的を射てないというか、まさしく本質を誤魔化した記事を億面もなく記載します。

 私が地域警察官であったときにも、ひとり1月で「反則告知20件、職質検挙1件」という管理目標がありました。幹部からは、毎日のように「管理目標が達成できない者は警備員に転職しろ。」と怒られていました。

 だからと言って「件数や検挙を水増ししよう。」なんてことは思いませんし、管理目標があるから水増しをするなんて理屈は思いも浮かびませんから、悪意ある記事だったとしか思えません。

 過去にも記載していますが、交通死亡事故を減らすためには「交通取締り、交通施設管理、交通安全教育」が一体となった施策を推進する必要があります。

 「交通施設管理、交通安全教育」については、警察ではなくても他の行政機関でも行うことが出来ますが、「取締り」に関しては、警察しか出来ないことがあって、その交通死亡事故を減らすために一人ひとりの警察に管理目標を設定するということは、決して間違った方針ではないと思います。

 交通事故で悲しい思いをする人や苦しい思いをする人をひとりでも減らすためにするのであって、安易な取締りであってはならないのはもちろんのことです。

 取締りの必要性や法が求めることも丁寧に教示することも必要であり、例えば、一時停止違反であっても「停止線の直前で停まればいいのだろう。」ということではなく、安全に運転する義務が課されている以上、条文の後段である「通行車両を妨げない。」ということが一時停止の条件であるあることを十分に理解してもらうと同時に取締りをする必要があります。 

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