生きているといろいろなことがあって、警察官になってからも、けん銃で発砲されたり、阪神大震災や東日本大震災が起こったり、私生活では、激甚指定された水害に遭い、コロナウィルスが蔓延するという未曾有の世と言ってもおかしくないのかもしれません。
私たちの仕事は退いたり、逃げたりということが出来ない仕事でもあり、衆人環視の中で仕事をしています。怯めば懈怠、不作為ということで、苦情や広聴という形で非難を浴びます。
制服を着る、警察署で勤務するということは、それだけで、非難を浴びやすいということになります。
毎年のように、貸与されたけん銃で自殺を図る警察官がいます。
警察官にけん銃が貸与されている理由は何でしょうか。組織として、けん銃は「警察官の魂」と言っていた時期もありましたが、果たしてそうなのでしょうか。
いろいろな法的なことは別として、私は、「死なないため」と答えるようにしています。
職務を遂行するために「死ぬ」という選択肢はありません。仕事に出てきた以上、生きて家族のもとに帰ってください。
けん銃は死ぬ道具ではありません。けん銃を死ぬ道具に使うことは間違っています。けん銃は、「死なないため。」「生き抜くため。」の道具です。
死ぬことに頑張る必要はありません。
きっと、あなたを想って、きっとあなたが死ぬことによって、生きる希望を無くす人がいるということを考えてください。あなたは必要なのです。
あなたを見てる誰かがいるということを思い返して下さい。辛いときには辛いと言って下さい。辛いときには声を掛けてください。辛いのはあなただけではないのです。



コメント