もうすぐ、秋本番となるのでしょうが、春夏秋冬を通じて、本部に勤務していたときは、御苑を突っ切って、通ったりもしていました。
近道は近道なのですが、砂利道なので、歩き難いのと革靴が真っ白になることが、少し難だったのかも知れません。
京都御苑と言えば、御所とは切っても切り離されませんが、「御苑」と「御所」は全く違います。
今日では、「京都御苑」を「京都御所」と同じような意味で使っており、それも認められているような風でもあります。
しかしながら、「京都御苑」の中には、「御所」が三か所存在するのです。
江戸時代には、「京都御苑」は、200もの宮家や公家の邸宅が建ち並ぶ町であり、明治になって、都が東京に移り、町は公園として整備され、一般に開放されることとなったのです。
ですので、「京都御苑」は、「環境省」の管理の下となり、「京都御苑」を「京都御所」と呼ぶのは間違いなのですが、「京都御苑」全体を指して、「御所」と呼んでいるようです。
「京都御苑」内にある御所は
天皇陛下の在所を示す高御座(たかみくら)が安置されている「京都御所」
皇太后陛陛下の御所として造営された「京都大宮御所」で、現在は、天皇皇后両陛下及び皇族が帰洛された際の宿泊所となっている。
上皇(太上天皇)陛下の御所として造成された「仙洞御所」で、現在は建物は消失して茶室と庭園のみ所在
の三か所となります。
皇太后陛下というのは、先代の皇后陛下であり、その方の御所を「大宮御所」と言います。
また、太上天皇陛下は、皇位を後継者に譲った天皇陛下に送られる尊号で、上皇陛下と略することが多く、「仙洞」も上皇陛下と同じ意味として使われます。



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