Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva)

思い違いや勘違い

副署長

 人にはいろいろと不得意ということがあって、というか不器用と表現した方が良いのかもしれません。私は咄嗟に右と左が出てきません。今でも視力検査で穴が開いた方を左右で咄嗟に言えず、「見えないと思われていたら困る。早く答えないと。」と思うとさらに言えなくなってしまいます。

 しかしながら、この頃は経験によるものか、「指でさしたらええやん。」と学習するようになって、指でさして検査者に伝えることにしています。視力検査はこれで良いのですが、タクシーに乗って道案内をしているときに左右を間違うことがあり、これは指でさしても何の意味もありませんので、どうしたものかと思ってもいます。

 このようなことは「不器用」とか「不得意」とうことで済むのかもしれませんが、「思い違い」や「勘違い」はちょっと問題かもしれません。

 警察職員には警察職員の「分」があって、役職があるからといっても一般人にとっては、警察職員でしかありません。階級や役職で「偉く」なったわけでもありません。評論家や作家になりたいのなら警察職員を辞めてからで良いと思います。

 長時間職場に部下を拘束して仕事をしている上司がいれば問題であって、それは上司の思い違いか、勘違いです。上司のさらなる上司に対する報告や指示待ちをしているという何とも情けない上司じゃないかと思ってしまいます。

 自分だけが朝早く出勤して、夜遅く帰る。休日も出勤する。誰にも迷惑は掛けていない。思い違いであって勘違いではありませんか。結構周りは迷惑していることが多々ありますし、家族は諦めているだけです。

 時間外勤務が多いことや休日を取らないことは美徳ではありません。どうしてもやらなければならないことや緊急やむを得ないこともあるでしょう。のべつまくなしに仕事をするのではなく、帰られるときはさっさと帰る。休むときは休む。気持ちとともにメリハリをつけて仕事をしてください。

 私が退職する前に、もう10年以上前に部下だった人からいただいた礼状の一部です。

 「(私が副署長のころ)定時退庁日には「業務調整の上、定時で帰宅すること。」という一般的な指示ではなく、「あなたは良くても、あなたの帰りを待っている家族がいる。その家族のためにも定時に帰ってあげて下さい。」と指示されており、当時、巡査でもあり、「残業は当たり前」の職場環境のなか、子供が幼児であった私の心に染みわたりました。」

 「プロ野球の開幕戦のチケットを頂いたこともありました。午後6時開始ですので、定時退庁では間に合わないため、当時の係長からは「定時過ぎてから行きや。」と下命を受けていたのですが、副署長からは、「時間年休取って行ったら良いやん。」とまさに時代の先取りをした一言を掛けていただき、鶴の一声、悠々自適に年休を取得して球場に向かいました。」

 上司であるものは、業務調整をすることも必要ですが、それが出来るように声を掛けることも必要ですので、是非ともやっていただきたいと思います。

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