Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva)

庁内名札Ⅰ

警部

 もう今は無くなってしまいましたが、本部には「本部庁舎用」の「庁内名札」がありましたし、覚えている方も多いと思いますが、当時の「庁内名札」が出来た経緯などについて触れてみたいと思います。

 本部庁舎の当直や庁舎警戒は、総務課の所管となり、本部庁舎の出入り口は、当時で、5か所にのぼっていました。昔は、庁舎警備をする職員がいたのですが、廃止となったことから、本部勤務の警察職員が交代で、その出入口で庁舎警備をすることになりました。

 また、庁舎警備をしていても、さも当然のように本部庁舎に私有車両や公用車両で乗り付けて、ガレージ枠がなければ、車両の鍵を庁舎警備の警察職員に預けるということを行っていたために、来訪者の駐車場を確保するのはおろか駐車された車の整理で庁舎警備が出来ないという状況にありました。

 さらに警察職員は、従来の庁内名札を提示せず、記者クラブ員にあっても腕章や身分証明書すら見せずに庁舎内に入っていくものですから、庁舎警備にあたる警察職員とトラブルになったり、苦情が出たりもしていました。

 当時、総務課の課長補佐でしたので、自分自身の事務分掌でもあり、何とか機械警備を考えたのですが、億以上の予算が必要となり、何とか絞って絞って考えても、最低でも数千万円が必要と試算しました。しかしながら、そのような予算がつくはずもありませんでした。

 そんな矢先の休日のある日、国際テロ防止を職務とする部の女性警察職員が駐車整理に追われてしまった隙に、記者クラブに入られて、記者会見をされるという事案が発生しました。

 私は、すぐさま、庁舎警備をしていた警察職員に責めを負わせてはいけないと思い、庁舎警備にあたっていた警察職員の所属長に対して、警察本部員すべてが横柄な入庁をしていたことが原因であり、私を含めて、本部員すべての責任であると進言しました。

 言いたいことを上司に言っているのですが、私の立場ものっぴきならない状態でもあり、是が非でも短時間で、かつ、低予算で、新しい庁内名札を作るとともに、公用車の駐車を減らす方策を実施しなければならなかったのです。

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