Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva)

いろいろな批判

捜査

 生活経済課長として、最後に指揮をした事件は、「開運ネックレス」などと称した商品を購入させた女性に対して、実在する寺の僧侶だと偽り、「あなたは運勢は良いが、水子の霊がついており、取り払わないと幸運にはなれない。」「60日間、20万円で祈祷する。」などともちかけ、約5,500人から約2億5,000万円を騙し取った事件です。

 女性週刊誌などに安価な「開運ネックレス」の広告を載せて、ネックレスを購入した女性に対して電話で勧誘したものですが、癌に侵されていた女性や悩みを誰にも打ち明けらない女性などの藁にもすがりたい思いにつけこんだ鬼畜にも劣る犯罪でした。

 この事件は着手する半年以上前から内偵していたものの、特殊詐欺のアジト同様に九州や四国に短期間で移しており、当時は東京の池袋を拠点としていたことを掴んだのですが、某県警が中途半端に関係者を取調べたことから、詐欺集団が霧散してしまいました。

 特商法違反で逮捕することは容易いのですが鬼畜にも劣る犯人ですから、刑罰が重い詐欺で立件する必要があり、内偵に基づいて、何度も捜索を実施して、捜査資料を蓄積するとともに分析を行って関係被疑者を特定して、特商法違反及び詐欺罪で被疑者4名を通常逮捕し、その後、再逮捕する際にもう1名の被疑者を加え、さらに再々逮捕しました。

 被疑者の逮捕は、一斉に行い、かつ、証拠を早期に保全する必要があったのですが、逮捕時はテレビでも取り上げられ、ガラスを割って逮捕に向かう捜査員を取り上げていました。

 室内には何重にも鍵が掛けられており、手段としては仕方がないことでもあるのですが、現地調達した石でベランダのガラスを割って室内に突入して逮捕に至りました。

 捜査共助として管轄の署には伝えていたのですが、捜査共助を受けた担当課が他の課に伝達していなかったことから、それこそわらわらとパトカーや覆面捜査車両に制服の警察官が現場に集まってきました。

 捜査員がガラスを割って室内に突入する際、事前に捜査員が「あけろ」というと室内から被疑者が「待って」と応答しているのですが、捜査員が「ほならあけろや。」と怒鳴ったところもテレビで放映されてしまい、関西以外の方には「ほならあけろや。」が「あほんだらこら。」と聞こえたらしく、留守部隊の次席や広報応接課には抗議の電話がたくさん入っており、悲鳴を上げていました。

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