Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva)

ところ変われば

制度

 新型コロナ対策において、り患の疑いがある人々の待機場所として警察大学が使われたことがありました。

 警察は往々にして広報が非常に下手であるという一面があり、隣地には、東京外国語大学もあるところから、近隣対策など細かい説明を行っていたのかなと少し心配にもなりました。

 警察職員と「学校教養」というのは、切っても切れない関係があります。初任教育である初任科などの教養と専科教養に加えて、場所も各都道府県警察の学校や管区の警察学校、警察大学校、さらには一般の大学で教養を受けることもあります。

 管区学校で行われる「指定職専科」というものがあり、全国の管区学校に振り分けられています。つまり、全国の警察職員がその管区学校に入校して「専科教養」を受けるのですが、私も関東管区警察学校に入校したときは秋で、知能暴力専科生として教養を受けました。

 寮の周りには銀杏の木があって、実が落下していたことから強烈な匂いと戦いながらの入校でもありました。本題とは少しずれますが、全国の警察は管区に属しており、例えば近畿管区であれば、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の警察となるのですが、警視庁だけは管区に属していません。

 関東管区警察学校で朝食を摂りに行きますと紫色をしたご飯と真っ黒な具も味もない味噌汁が盛り付けられて、食べる意欲もなく、翌日から選択は出来るものの、数少ないパンと牛乳を得るべく、熾烈な戦いが生徒の中で始まりました。

 しかしながら、そんなことで戦っても仕方が無いことなので、交通には不便なところでしたが、夕食を外食として、朝食を買い込んで帰ることを日課として、時々、1年を単位として入校していた外国語の専科生(今は警察大学校です。)にお酒を差し入れていました。

 自分自身が入校したという反面、捜査第二課の課長補佐時代に、今の警察大学校で「贈収賄事件捜査」の授業を入校していた警部任用科刑事課程の生徒400名以上に講義を行ったこともありました。

 警察庁に出向していた際にも、都道府県警察の所属長クラスである「暴対法に規定する意見聴取官」の指定職専科の講義も持っていましたし、東日本大震災で被災した東北管区警察学校でも「暴力団対策専科」の講義をしました。

 きっと私の話など覚えていないと思いますが、全国から同階級の警察官が来ますから、夜の意見交換会のほうがずっと重要であり、きっと役に立つことになっていると思います。コロナ禍でもあり、そうそう行われるものでもないでしょうが、「同じ釜の飯を食う。」とか「ひとつ屋根の下」と言いますが、連帯感や絆はそういうところから育まれると思います。

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