雨が降ったりはしますが、良い天気が続くと過ごしやすくなったなと思うのですが、このような季節になると思い出す風景があります。
九州の玄界灘には「カブトガニ」がいて、小さいときには良く見かけたものでしたが、天然記念物でもあります。
もう20年以上も前になりますが、家族の用事で近畿自動車道を通ってから、目的地近くで降りました。
私は運転手という立場で、家族は用事をしている最中だったのですが、早生の稲が植わっている田んぼを何気なく見ていると田んぼの水の中を何か蠢いていたのです。
よく見るとそれは「かぶとえび」でした。まさしくカブトガニの小さいやつがわんさかわんさかしていました。
ちょっと感動でした。「かぶとえび」がいるということは無農薬で稲を育てているのだと思います。
「カブトガニ」なら原風景となるのでしょうが、「かぶとえび」では原風景にはならないのですが、それでも感動してしまいました。
日本の原風景というと「たがめ」や「みずかまきり」に「げんごろう」というところでしょうが、「かぶとえび」は「移入種」ですから原風景とはなり得ないのかもしれないのです。
しかしながら、「生きた化石」には間違いありませんので、しばし鑑賞という状態になってしまいました。
少し住んでいるところを離れるといろいろな感動がありますし、離れなくてもいろいろなものを見ることが出来ます。
先日も、あるところの軒先で「ツバメ」が巣を作っているところを見て、やはり、少しうれしい気持ちになりました。「ああ。こんなところにもツバメの巣があるんだな。」という気持ちでした。
3年前は出かけることさえ自粛となっていましたから、なかなかそのような風景を見つけることは出来なかったかもしれません。それでも人が戻って来て、コロナウィルスに打ち勝って、いつかまた「良い風景」や「心洗われる光景」を見ようと思っています。



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