知能犯捜査をするにおいて、取調べも同様ですが、被疑者の対象となるのは、高度な教育を受け、かつ資産などもある裕福な者が多く、そのような者を精神的に丸裸にして、プライドなどは捨てさせることによって、はじめて、真実の自供を得ることとなります。
言葉で言うのは、簡単ですが、「私を誰だと思っている。」「お前なんか飛ばしてやる。」などという脅しは常套文句でもあり、そこから少しずつ、追い詰めていく取調べをすることとなります。
組織を相手にするということは、組織の上部にいる最高学府を出て、上り詰めている多くの人物と対峙するわけですから、捜索ひとつを取っても「押収拒絶権」の行使などは当たり前で、妨害ともいえる行為なども多々ありますから、それにいかに対応していくかということも考えて行かなければなりません。
捜索する際には、「すべてのもの」を差し押さえられるようにしなければなりませんが、かつて、税務署を捜索するために、未明に入ってから、高等裁判所において、教鞭を執っていた判事に自宅に赴くと「いちいち説明はいらない。国税庁でも教えていた。」と凄まれ、さらには「放っておくと君らは全部持っていくだろうか」ら。」と差し押さえるべき物に「それぞれ各一点」と付け加えられたこともありました。
三度目の勤務地が同じになった交通事故捜査の係長に、「やられたら三倍にしてやり返せ。土下座しようとも踏みつけて二度と逆らわないように心が折れるまでやれ。」と良く言ってましたよねと言われたことがありましたが、半沢直樹が流行る前から同じようなことを言っていたと気づかされました。
久しぶりに半沢直樹おドラマを見ましたが、「どんな会社にいても、どんな仕事をしていても、自分の仕事にプライドを持って、日々奮闘し、達成感を得ている人のことを本当の勝ち組というんじゃないかと俺は思う。」という台詞がありました。
「勝ち組」とか「負け組」とかはあまり関係ありませんが、「楽しく仕事をして欲しい。楽しくとはおもしろおかしくではない。自分の仕事に目的を持って、達成感が得られることが楽しく仕事をすることであり、そのような職場環境をつくって欲しい。」と私が言っていることと良く似てるなと思います。
「勝ち組」では無いのですが、私のほうが早く言っていたのにと少しだけ悔しい思いもあります。



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