Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva)

取調べ

取調べ

言い訳

車を運転していると事故に遭遇したり、うっかり違反をしてしまうことがあります。だからこそ、防衛運転に努めて危険を予測することになります。それでも回避できない事故もあります。それを一方的に責めることは酷なことだと思えます。 人間は必ず言い訳をし...
取調べ

語彙

言葉が豊富ということは、警察の職務執行力にはかかせないものとなります。「語彙」だけでなく、気持ちを推し量る「忖度」や「斟酌」も必要となることもあるでしょうし、「行間を読む」ことや「紙背を読む」こともあるかもしれません。 言葉を額面通りに受け...
刑事

捜査

私が捜査の係長をしていたときの署の刑事課は、まだ刑事防犯課と言って、今の刑事課と生活安全課がひとつになっていた時代でした。 その刑事防犯課で勤務していたとき、執務時間も終わって、そろそろ帰ろうかと思っていたとき、執務室が異なっていた防犯係長...
取調べ

地面師

警察組織の全部門で勤務していた関係で、現職時代には交通部の送別会にも出席させていただいたことがあり、その席で先輩であるMさんを見送ったことがありました。 奥さんは非常におきれいな方で、娘さんも女優かと見間違うような方であり、送別会では、Mさ...
取調べ

複雑な心情

「自分がいないと彼(彼女)はダメになると思いやすい人」はストックホルム症候群の恋愛(恋愛とは言えないが)バージョンとなってしまうでしょう。 明らかに悪いことをしている異性に対して、特別な感情や愛情をもってしまう症状となってしまうのですが 彼...
取調べ

人の心は複雑

警察職員の中には臨床心理士の方もいらっしゃいますが、多くの警察職員はそうではなく、心理カウンセラーでもありません。しかしながら、取調べをはじめとして、被害届の受理など相手の心情に配意しながら内容を聴取し、虚偽が無いかなども見極めていかなけれ...
取調べ

ジレンマⅣ

家族などに宛てた遺書には、困ったときには指揮官であった私や取調官を頼るように書かれていたのですが、自死を選んだのは私が指揮した捜査であることは間違いありません。 捜査第二課において、郵政省(当時は国家公務員でした。小泉首相の命を受けた京都府...
取調べ

ジレンマⅢ

棺桶に片足を突っ込むくらい捜査をしているといろいろな経験をするのですが、一番嫌なのは取調官に代わって取調べを命ぜられることだと思います。贈収賄事件のことは、先日記載しましたが、暴力団員による殺人未遂事件でも同様のことがありました。 当時、巡...
取調べ

ジレンマⅡ

また、あるときは、法定外文書違反事件の被疑者として、政党党首の女性私設秘書を取調べるように班長から下命を受けました。 このときも、別の事件の情報収集にあたっていたのですが、いきなり、呼び出されて「被疑者を呼び出して取調べろ。」という下命でし...
取調べ

ジレンマⅠ

警部補で捜査第二課に勤務していたときには、贈収賄事件の端緒情報を自ら取得し捜査を担当する、いわゆる自己端緒の特捜班にいました。 贈収賄事件の端緒を取得するまでには、署はもちろんのこと、本部にも出勤することは出来ず、夜10時ころに班長に電話で...